ドコモから格安SIMに切り替えてみた⑤

(前回までのお話:ドコモから格安SIMに切り替えてみた

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前書き:これまでのお話

1)  iPhone 6 (SIM free、いわゆる白ロム)を購入
2) ドコモショップに行き(本人同伴)、解約手続き+MNP番号入手
3) DMMエントリーパッケージをAmazonで購入
4) 届いたエントリーパッケージ+MNP番号を用いてDMMで申し込み
5) DMMから届いたSIMを iPhone に挿入
6) 無事開通

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さてさて、長らく引きずってきましたこのシリーズも完結です。


前回DMMオンラインで申し込みしていたSIMカードが届いたら、さっそく新しい iPhone に差し込みます。予想通りではありましたが、何事もなくつながりました!


今までの遅く使い勝手が悪かったAndroidスマホはここにて引退となり、老眼の母にも見やすい iPhone にて格安スマホデビューです。


現在この設定から2年ほど経っていますが、特に問題もなく快適に使えているようです。海外に行った時にもSIMを差し替えるだけで現地で使えますし、何より毎月の固定費の大幅な削減となりました。いやぁすばらしい(自画自賛)。


そしてDMMはサイトがシンプルで分かりやすく、月々のプラン変更も容易です。とは言っても母には敷居が高いため、私が使用開始半年ほど経った時点で利用状況をサイトで確認し(アカウント登録なども私がすべてやっており、海外からは VPNで操作)、それにあったデータ容量に変更しました。確か月5GB 程度だったと思います。自宅ではWifiですので、これでも十分すぎるほどです。


ちなみにこれとは別に私もその時の一時帰国ではDMMのデータのみのプランを使いましたが、普通に使えました。

また、今回は調べた時点でたまたま安く用途に合っていたDMMにしましたが、格安SIMの世界は日進月歩ですので、その時点で一番自分の用途に合ったものを選ぶといいと思います。


私が選んだ時の基準は、会社にいくらかの歴史があること、ドコモやAUなど大手のラインを使っていること、それなりに安定した通信速度があること、などでした。金額については、格安SIM間での差額は月に数百円程度でしたので、あまりそちらは気にしませんでした。


長年使ってきた大手の携帯各社から離れて格安SIMの世界に飛び込むのは勇気がいるかと思いますが(特に携帯番号を移行する場合は、うまくいかなかった場合にまた他社に移行することになり面倒)、やってみると意外に簡単です。ぜひ試してみるといいと思います!


ドコモから格安SIMに切り替えてみた④

(前回までのお話:ドコモから格安SIMに切り替えてみた③

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前書き:これまでのお話

1)  iPhone 6 (SIM free、いわゆる白ロム)を購入
2) ドコモショップに行き(本人同伴)、解約手続き+MNP番号入手
3) DMMエントリーパッケージをAmazonで購入
4) 届いたエントリーパッケージ+MNP番号を用いてDMMで申し込み
5) DMMから届いたSIMを iPhone に挿入
6) 無事開通

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さて、勢いが乗っているうちにどんどん書いてしまいます。

4) DMMの格安SIMをAmazonで購入

事前にAmazon 日本にて、DMMのデータと音声の全プラン対応エントリーパッケージなるものを購入しておきました。少し前の話なので今も同じかどうかわかりませんが、以下のようなタイプです。

こんなの(クリックで詳細リンクが開きます) ↓。


このパッケージですが、要は新規契約手数料込みのパッケージとのことですが、実際にSIMカードが入っているわけではなく、このパッケージのコードと先ほどのドコモのMNP を使ってDMMのサイト上で申し込みをすると、その後自分の番号が入ったSIMが送られて来るというシステムです。DMMの手数料だけで通常ですと3千円超えますので、500円+のこれを買っておけばずいぶんな節約になります。

Amazonでも以下のような注意書きがあります(↓)。
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本商品は、DMM mobileのエントリーパッケージです。
SIMカードは同封されていませんので、ご購入後、DMMmobileウェブサイトでお申し込みをしていただく必要があります。
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サイト上で申し込みすると、自分の携帯番号(以前と同じもの)が登録されたSIMカードが届きます。NanoやMicroなど3つのサイズにパンチアウトされているタイプなので、携帯に合わせて使えます。かかった日数はうろ覚えですが確か1-2日程度で届いたと思います。

!!ここで注意事項なのですが!!

MNPをDMMサイトにて申し込みをし、それが新しいSIMカードに登録されて手元に届くまでの間、その電話番号は一時的に不通となります。ただ、この期間も最近は非常に短くなっているらしく、私たちのケースでは確か不通期間は1日程度だったように記憶しています。

Amazonで最新のレビューなどを読むと、他の人たちがどのくらいでつながったかなどが読めますので、最近の傾向が分かっていいかと思います。もちろんそれに加えて、念のため特別な予定のない日などを挟んで登録を行い、身近な人には電話不通のことなどお伝えしておくなどの備えをしておくといいかと思います。

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(次回に続く:ドコモから格安SIMに切り替えてみた⑤

ドコモから格安SIMに切り替えてみた⓷

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前書き:これまでのお話

1)  iPhone 6 (SIM free、いわゆる白ロム)を購入
2) ドコモショップに行き(本人同伴)、解約手続き+MNP番号入手
3) DMMエントリーパッケージをAmazonで購入
4) 届いたエントリーパッケージ+MNP番号を用いてDMMで申し込み
5) DMMから届いたSIMを iPhone に挿入
6) 無事開通

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さて、前回の続きです。

(前回までのお話:ドコモから格安SIMに切り替えてみた②

2) ドコモショップに行き(本人同伴)、解約手続き+MNP番号入手

ドコモショップへ

アメリカで無事購入した全世界SIMフリーの最強 iPhone 6 を携えて日本に帰国します。

ところで国によっては、そして出張や旅行中に現地のアップルストアで一定額以上の品物を購入して帰国する場合、VATなど消費税が免税になることが多いです。

実際タイやアイスランドでは帰国時に空港で税金が戻ってきました。国によってシステムは少し違いますが、購入したお店で記入してもらった免税用の用紙を提出し、大体はその場ですぐに返金されます。これから購入を予定している方はぜひ調べておきましょう。アップルストアなどは慣れているので、免税の用紙お願いねーというとすぐにくれます。

さて、話が脱線しましたが、ドコモショップです。実家のそばの、老人たちの社交場のような体をなしつつあるドコモショップに行きました。ちなみに当然本人確認などがあるので、契約者本人が出向く必要があるかと思います。

解約手続き+MNP番号入手

ドコモショップにて解約希望を伝えます。ドコモの解約についてはよくない噂(予期せぬ違約金など)も目にしていたので構えていきましたが、どうしてどうして、とてもスムーズで気持ちよく?解約となりました。

まぁこちらがきちんと下調べをしてきていて、何をするつもりだという意思をはっきりさせていたのもよかったのかもしれません。運よくたまたま私の帰省のタイミングが、違約金の発生しない契約移行期間?(よく分からないのですが、2年契約とかが切れる月でその1ヶ月間だけ解約が無料)に当たっており、通常1万円近くかかる違約金がありませんでした。

いくつかの書類を記入したりして、最後にMNP(My Number Portability)番号なるものをもらいます。なぜに急に英語?と思いますが・・・要は今までの電話番号を維持したまま他社のサービスに切り替える際に必要となる予約番号だそうです。ドコモでの解約手続きが終了した後に、プリントアウトされたMNP番号をもらい、この番号を使って次のステップへと進むことになります。ちなみにこの番号には確か使用期限がありましたので(10日程度だったように記憶しています)、この先に書くようなDMM側の準備などはあらかじめしておいた方がいいと思います。

Amazonで買える格安SIM特集

(次回に続く:ドコモから格安SIMに切り替えてみた④

ドコモから格安SIMに切り替えてみた②

 さて、前回の続きです。

(前回までのお話:ドコモから格安SIMに切り替えてみた①

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前書き:これまでのお話

1)  iPhone 6 (SIM free、いわゆる白ロム)を購入
2) ドコモショップに行き(本人同伴)、解約手続き+MNP番号入手
3) DMMエントリーパッケージをAmazonで購入
4) 届いたエントリーパッケージ+MNP番号を用いてDMMで申し込み
5) DMMから届いたSIMを iPhone に挿入
6) 無事開通

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1)  iPhone 6 (SIM free、いわゆる白ロム)を購入

今や日本や他国でもSIM フリー機が購入できるようになりました。うちの場合は私がアメリカ在住だったので簡単に購入できたのと、当時の為替レートだと日本で同モデルを買うのより1万円以上お得だったのでアメリカで購入しました。ちなみにこの1年ほど前に父用に同モデルをやはりアメリカで購入したのですが、当時はこのモデルはアメリカのみの先行販売でした(発売日には中国人がApple store前にキャンプ装備で並んでいました)。

これです。

ちなみにiPhoneを買って、それを格安SIMや海外でも使いたいなどという際には、調べるのにモデル番号 ↓ が非常に重要になってきます。


iPhone のスペックの部分に「A1###(4桁の数字)」と記述されているのがモデルナンバーです
(これは2017年iPhone 7)

今でこそほぼ全世界で本当の意味でのUnlockedモデルが買えるようになりましたが、ほんの2年ほど前まではSIMフリーと謳っていながらよくよく読み込んでみると、アジア&オセアニアでしか動作保証がなかったり、逆に北米カナダのみ、というようなモデルもあったりしました。現に私が東南アジアで買ったモデルはそのタイプでした。こういった微妙なスペックを調べるのに、モデルナンバーは必須になってきます。

ただし、こうして調べたところで実際には「アップル公式サイトでは動作を保証しない」というだけであって、実際にその国に行ってSIMを挿してみると使えることが多いというのも事実です。実際別のエリアでも使えましたし。

話を戻しましょう。ここで私が父母用に購入したのは、A1586 というモデルです。このモデルは購入前にも少し読み込めばサイトでチェックできますし、本体裏にも非常~に小さいですが刻印があります。私は本体をお店に見に行ったついでにモデル番号もチェックしておきました。

こんな感じです。これは1428モデル。


このモデルA1586 は全世界で使えるモデルだとされています。最強です。実際、今のところ以下の国での格安SIMでの利用が可能でした(通話・ネット)。

‐ アメリカ(T-mobileのPrepaid SIM)
‐ 日本(DMMの格安SIM、ドコモの通常SIM)
‐ ブータン(現地SIM)
‐ タイ(現地SIM)
‐ マレーシア(現地SIM)
‐ 中国(現地SIM)
‐ オーストラリア(現地SIM)
‐ イギリス(現地SIM)

とりあえずここまでカバーしてれば、ほぼ大丈夫でしょう(←何が?)。しかもブータン・中国あたりは、かなりの山奥です。そして現地SIMとあるのは、空港やその辺のキオスク的なお店で売っている100円くらいの無名会社のSIMです。大抵1000円分くらいチャージして 使う、プリペイド式です。

また、これが全世界で使えるSIMフリー版の最初のものでしたが、おそらく2015年以降のSIMフリー機はすべて全世界対応かと思われます。

ちなみにApple storeに行って、「これってどこそこの国でも使えるモデル?」とかスタッフに聞いても分からないことが多いので要注意。というか、使えるよ、と言われても絶対に自分でも調べてみることをお勧めします。

特に外国人の多そうなNYCのど真ん中とか空港内店とかならまだしも、私の今住んでいるエリアは田舎ですし・・・。そして、スタッフが安請け合いしたことを鵜呑みにして買って使えなくても、結局は自己責任ということになります。

くれぐれもこういう分野に関してはおっくうがらず自分で調べましょう(それか優しくて暇な娘に頼みましょう)。

(次回に続く:ドコモから格安SIMに切り替えてみた③

ドコモから格安SIMに切り替えてみた①

さて、備忘録的に記録しておきます。機械音痴の母のために、アメリカで購入したUnlocked (SIM free)のiPhone 6にDMMの格安SIMカードを挿し、ドコモの呪縛から解き放ったというお話です。

長くなりそうなのでプロセスを箇条書きにしてみます。

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前書き:これまでのお話

1)  iPhone 6 (SIM free、いわゆる白ロム)を購入
2) ドコモショップに行き(本人同伴)、解約手続き+MNP番号入手
3) DMMエントリーパッケージをAmazonで購入
4) 届いたエントリーパッケージ+MNP番号を用いてDMMで申し込み
5) DMMから届いたSIMを iPhone に挿入
6) 無事開通

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ちなみにBefore and Afterのスペックは以下のとおり。

Before) Samsung Galaxy SII(だったかな) + ドコモの通常契約(2GB月々約1万2千円)
After) iPhone 6 + DMMの格安SIM (月々約3千円)

となりました。


これまでの経緯

うちの母はもうかれこれ10年以上父と同じドコモの通常契約で携帯を使っていました。新しモノ好きな父(そして機械も結構分かる)が契約や携帯機器の選択などをすべてやっており、本人はいろいろなことが分からぬまま使っていました。

ちなみに携帯は最初はガラケー、その後Galaxyスマホを何年も使っていました。こちらのスマホ、当時は大変目新しい機能満載、軽量でまぁまぁなカメラも付いており、気に入っていたようです。

ただ、父の仕事や私の関係で多いときは年に数回海外に行くこともあったのですが(中長期もあり)、海外ではWifiでネットを使うくらいで、通話用には別の古い携帯(Nokiaとか・・・)を使っていました。また、通話は(家族以外ほとんどしない)ほぼ無制限だったもののネットは2GBで、しかもブラウザがあまりに遅くWifi下以外ネットは事実上使い物になっていませんでした。

数年前に私が偶然ドコモからの両親宛の請求を目にしてその金額に驚いたのをきっかけに、不要なオプションを減らしたりいろいろ工夫して金額を少しでも減らそうとしてきたのですが、それでも1万2千円くらいが超えられぬ壁だと分かり、思い切って抜本的な解決を目指したわけです。

ドコモの契約はプチ・ギークを自負する私にも分かりにくいシステムで、高齢者を狙ってわざわざ複雑な契約にしてるのでは、と勘ぐりたくなるほどでした。結果両親は月何万円もの多額な金額をドコモに上納していました(父のモバイルルータ、iPadなどの契約含む)。

本当は父の数々のガジェットやiPhone (これも前回私がアメリカから買って帰った SIM free版)などもまとめて出来ればよかったのですが、父は父で同世代の中ではかなりのギークだと自負しているため頑固で、こちらは次回の課題となりました。

ま、私も格安SIMを日本で試すのは始めてで、DMMという会社も聞いたこともなく、ある意味「ま~ 母を実験台に1年くらい様子見て、いけそうだったら父のも徐々に・・・という感じかな」と思っていたというのも事実なのですが・・・。

さて、なんだか長丁場になりそうなのでここで一旦切って、また続きを書きにくるとします。似たような経験された方や、よりより方法をご存知の方いらっしゃったらぜひ!情報シェアしていただけると嬉しいです。まだ発展途上の試みなので・・・

Amazonで買える格安SIM特集

(次回のお話:ドコモから格安SIMに切り替えてみた②