アフリカで暮らすということ

私が今住んでいるオフィス兼住居では、実は割といい暮らしをしています。コックさんが欧米風料理を 3食作ってくれるし、洗濯も掃除も運転も何もかもやってくれます。

エアコンもあるし Wifi 使えるし TVはみられるし、時にアフリカの村のど真ん中にいるということを忘れそうになります。が、この敷地内を一歩出ると電気も水もとおっておらず、バケツを頭に載せた女性たちが歩いています。

「白人! 白人!」と子どもたちが大勢駆け寄ってきます。違うのに・・・

また、家にこんなやつが出現したりして、おぉそうだった、と思い出したり・・・。

同僚がタッパ―で捕獲

快適な敷地内を一歩出ると、そこは村。


夜は信じがたいほど真っ暗です。


朝オフィスに行ったら書類がこんなこと↓になっていたり・・・

そうです。やつらです。
大事な書類だったのに・・・ おまけに上にフンまでしやがって・・・

ASUS Zenbook 買いました。

買ってしまいました。新しいラップトップ(ノートパソコン)です。
ここ3年ほど Asus社のEEEシリーズというかなり標準的なネットブックを使っていたのですが、さすがにパワー不足に感じてきました。で、少し浮気して同じ Asus社の A4サイズのタブレットを買いました。トランスフォーマーという、タブレットなんですが別売りのキーボードをくっ付けるとノートパソコンになってしまうタイプです。



ASUS Eee Pad Transformer TF 101 10.1型ブラウン TF101-1B173A

トランスフォーマー的なものが好きな私にはたまりません。しかし、買ってはみたもののいまいち Androidになじめず、あと通勤がなくなったので使う時間がなくなってしまい、結局家族にあげてしまいました。

で、今度買ったのはまたもや Asus社の、ウルトラブックといわれるタイプです。11インチにしようと思っていたのですが、13インチでもほとんど重さが変わらなかったので、13インチにしました。この軽さならもっと大きくてもよかったかもしれません。SSD ・ 256GBにしました。さらに 高速 i7・Windows 7で 10万円弱くらいだったでしょうか。

付属品一覧です。プロジェクターに接続するためのコネクタがついてきます。
タブレットを入れると、ここ3代 Asus社製になります。Asus の手ごろなお値段とデザインが気に入っています。今までの変遷を見てくると、富士通ー東芝ーソニーーIBM-NECという感じで、リピートしているのは 東芝・ソニーくらいです。ほんとはパナソニックのタフブックとかも欲しかったんですが。

デザインが美しいです。
このウルトラブック Zenbook は、見た目が Macbookにそっくりです。でも白を基調にしたマックブックと違い、Asus 特有の茶グレーっぽい色合いです。キーボードとタッチパッド周辺は、シャンペンゴールドに近いシルバーで、落ち着いた高級感があります。

実物を見ずにネットで買ったのですが、まずその薄さと軽さにびっくりしました。

ペラペラです。
艶消しのアルミっぽい質感が洗練されていて美しいです。春バージョンで桜色とショッキングピンクもあるようですが、私が注文したときはこの色だけでした。

桜色の方です。
まだ使い始めて一か月ほどですが、私なりの長点・欠点を挙げてみます。

長点:
  • デザイン(奇抜さはないですが、洗練されています)
  • 薄さ・軽さ(文句なし)
  • 速い(特にスリープからの起動は数秒)
  • サウンド(素晴らしい)
  • SSD(移動が多いので耐衝撃性はありがたいです)
  • 本体が熱くならない(アフリカでは重要)
  • タッチパッドで iPhone風味のいろんな動作ができる(ピンチインとかもできてかなり便利)
  • 付属でしっかりしたケースが付いてくる
薄いですが、保護材も入っています。
欠点:
  • キーボードが薄い(もう少し深めの方が私は好みなので)
  • ACアダプタのジャックが頼りない(電源のケーブルが細い)
  • ACアダプタのコンセント部分の形状が妙(四角い箱状になっていて抜き差ししにくい)
  • USBスロットが2つしかない(青歯のワイヤレスマウスを買いました)
ACアダプター。妙なデザインです。
最初は薄いキーボードに慣れるのに少しかかりましたが、今はかなり静かに打てるようになりました。さらに偶然タッチパッドで指でいろいろな動作ができることを発見していらい、マウスなしでの操作がずいぶん楽になりました。というかマウスもうほとんど使わなくてよくなるかも。

内蔵スピーカーは、北欧の Bang & Olufsenという音響ブランドのものを使っていて、ノートとは思えない重厚なサウンドです。たまに大きなプロジェクタにつないで映画を壁に投影して見たりするんですが、今ではスピーカーもつながず PCからの音だけで鑑賞しています。PCの隅の方に「Audio by Bang & Olufsen」と誇らしげに書いてあります。スピーカーのことは知らずに買ったので、うれしいサプライズでした。

誇り高げに本体にもブランド名が刻まれています。
欠点のところに「SDカードのスロットがない」と書こうとして、実はちゃんとあったことに今気が付きました。地味にあったので今まで気が付かず、別付けのSDリーダー使ってました。

Dell率の高いアフリカの外国人社会(Dellでない人は Macが多い)では目立つようで、よく「いいねそのコンピュータ。どこで買ったの?」とよく聞かれます。

ちなみにアメリカ人ボランティアの間では やはりAsus のお値ごろネットブック率が大変高い。盗まれたり壊れたりしても惜し気がないということでしょうか。

今のところ大変気に入っています。さて、何年持つでしょうか。

***こちらのZenbookですが、なんと2018年まで現役で使用しました。6年間使ったことになります。買い替えの理由は、キーボードが2個ほど効かなくなってきた、ためです。こちらについては後日別の記事で報告します。Asus商品、大変お勧めです。***